ツアー初日レポート

開場 18:00 / 開演 19:00
[問]キョードー西日本 092-714-0159
http://www.kyodo-west.co.jp/artist_page.php?a_id=356

1Fスタンディング:¥6,500(税込)*ドリンク代別(¥500)

開場 18:00 / 開演 19:00
[問] キョードーインフォメーション 06-7732-8888
http://www.kyodo-osaka.co.jp/schedule/E009703-1.html

1F スタンディング:¥6,500(税込)*ドリンク代別(¥500)

開場 18:00 / 開演 19:00
[問]サンデーフォークプロモーション 052-320-9100
http://www.sundayfolk.com/livlog/52sfmd2/

1Fスタンディング:¥6,500(税込)*ドリンク代別(¥500)

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幕張メッセライブレポート

m-flo 史上最大のデジタルDJブース8,000人のダンスフロアに

史上最大のデジタルDJブースには、
世界最高峰の映像クリエイターチーム・スーパービエン(フランス)が、m-floのために制作したオリジナル映像が投影された
http://www.superbien.fr/index.php

ツアー最大規模の会場となるこの公演には、8,000人のファンが集結。

単独のフルサイズ・ライヴとしては3年ぶり、ツアーとしては実に5年ぶり。
VERBALのMC第一声も「3年ぶりです!ただいま!」
m-floを愛して止まない日本中のパーティーピープルの衝動は、沸々と溜まる一方だったのだ。しかし、ついにこの夜がやって来た!

3月にリリースされた5年ぶりのオリジナル・アルバム『SQUARE ONE』は、2人だけのDJ&ラップ編成ユニットとしての手腕に軸足を戻すという大胆な作風に驚かされたアルバム。
前作までの“LOVES”パターン〜曲毎に変幻自在なヴォーカリストを起用〜を敢えて封印したもの。

実は、開場してもまだまだ止まらぬ当日券の志願者の波。激しい手拍子とともに会場へかけつけるたくさんの来場者たち。ファン達のボルテージが高まる中場内が暗転。薄暗くなった場内に響き渡った音。重低音が鳴り響き、レーザ―光線の数も量もおびただしく、一瞬にして現実から別世界へワープするド派手なオープニング。ステージ背後いっぱいに広がった巨大スクリーンに幾何学模様のイルミネーションが映し出され激しく動き出す。☆Takuの居場所はステージの遥か上方のほとんど天井近い高み。沸き立つ観客に負けないくらいに、ステージ下手から駆け込んできたVERBALは早速「JUMP! JUMP!」と客席を煽り、観客もハイテンションで腕を振り上げて臨戦態勢。場内は神聖さとクラブ感覚が同居する興奮状態で一気に過熱し、興奮した観客たちの雄叫びが場内をビリビリと震わせた。

幕張メッセ

久しぶり過ぎる邂逅の瞬間に演る側も見る側も素直な喜びを爆発させている様子が会場にあふれていた。

メニューは最新アルバム『SQUARE ONE』を中心にすえつつ、往年の名曲をちりばめていくという構成。過去曲についていえばほとんどの曲が「今」のm-floの軸にリミックスされ、2012型の新しいリズム、音色、グルーヴに衣替えされている。リミックスというDJ文化の面白さをここぞとばかりに発揮しおなじみのあの楽曲達もこうなるのか!と圧倒される2時間だった。

幕張メッセ

しかも、はじめて観る人たちでも楽しめる構成になっていた点がとても好印象だった(ちなみに、この幕張メッセコンサートでは、親子連れも多数来場!)。アリーナ・アーティストとしてのエンタテイメント性を維持しながら、クラブ・ミュージックの再構築という新たなスタンスもきっちり示していく、半ば相反する2つの命題にいつも立ち向かっているm-floならではの世界観を感じた。

幕張メッセ

この流れをきちんと維持〜加速させていっていたのが、リミキサー☆Takuだということ。
「Drop it!」と言いその指をあたかもDJ台のスイッチを押すように下げて行くお馴染みのジェスチャーも健在!今回のm-flo2人が標榜したのは本来のDJ文化の面白さを確認すること。アルバム『SQUARE ONE』のPRについて、参加ヴォーカリストが誰それとか久々にツアーをやるとか派手なキャッチフレーズを一切使わず、あくまで音自身のラジカルさで勝負しようとしていたことからも明らかだった。その意味を身を以て理解した瞬間が、過去の有名曲にリミックスを施して、現在の音に再構築し爆音でつながれていった、この日のセットの流れだったのである。 例えば、彼等の代表曲「come again」では、LISAの声の元素材から、オーディエンスの期待にストレートに応える形で曲は始まる。しかし進んでいくにつれ未体験の音が加わり始め、中盤以降はほとんど原曲をとどめないリズムパターンやサウンドカラ―に豹変していく。そして、そこから難なく最新アルバムの楽曲にクロスフェードさせていく☆TakuのDJとしての実力を感じた。本来ヴォーカル曲として作られたものをどのようにしてヴォーカリスト不在の状態で聴かせるのか、という無理難題に真正面から回答をたたき出す。そういう秘儀が随所で繰り出される度にこちらも何回でもうなずいてしまう、そんな☆Takuのミュージシャンシップの在り方にこそ感じ入ってしまうライヴであった。

幕張メッセ

☆Takuのミュージシャンシップをエンターテイメントとして聞かせるVERBALの役割も際立っていた。「セイ・ホー!」と呼びかけ、「ホー!」と返す観客。そのコール&レスポンスは、ロックバンドコンサートのダイナミズムそのもの。すべての楽曲でコミュニケーションがとれてファンもVERBALも、久しぶりのコンサートをお互いに心底楽しんでいた。“Party People”というフレーズを自らカラダ張ってメジャー化させてきた立ち振舞いは、頼もしさ充分であった。

幕張メッセ

おなじみの「タオル」をつかっての会場全体とのやりとりや、リーボックのテーマソングとなった「RUN」では、自身がクリエイティブディレクターを務めるリーボックの新作をステージ上でお披露目。リーボックガールズから会場の観客に向けてシューズが投げ込まれるという演出もあった。

幕張メッセ

熱い昂揚感に包まれつつも、グッと来るメロディを噛み締めた。我々の手拍子と歓声に呼ばれてステージに戻ってきたm-flo。 まだまだツアーが続くので、あえて楽曲詳細には、このレポートでは触れないが、今回のフロアの沸き立ち方は、本当に凄まじかった。

幕張メッセ

ツアーはこれから、福岡、大阪、名古屋と公演を実施。ぜひおたのしみに!

【Reebok CLASSIC presents m-flo TOUR 2012「SQUARE ONE」】全日程

2012年5月26日(土)千葉県 幕張メッセ イベントホール
2012年6月14日(木)福岡県 Zepp Fukuoka
2012年6月20日(水)大阪府 Zepp Namba
2012年6月25日(月)愛知県 Zepp Nagoya

その後、m-floは、8月3日に東京・代々木体育館にて行なわれる
<a-nation musicweek Charge Go! ウイダーinゼリー VERBAL presents...“OTO_MATSURI”>に、2NE1らと出演する。

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SQUARE ONE

m-flo Profile

VERBALと☆Takuからなるプロデュースユニット。 98年にインターナショナルスクールの同級生だった☆TakuとVERBALの2人で活動をスタート。後に、ヴォーカルとしてLISAが加入し、m-floとして本格的に始動。☆Taku の卓越したクオリティのトラックにVERBALのフロー、そしてLISAの表現力豊かなヴォーカルが評判となり、インディーズでリリースした曲は驚異的なセールスを記録。
99年7月に1stマキシシングル「the tripod e.p.」でメジャーデビュー、オリコン初登 場でいきなり9位をマークした。その後も快進撃を続け、シングル12枚、オリジナルア ルバム2枚をリリースし大ヒットをおさめ、特に2nd アルバム『EXPO EXPO』はオリコン初登場3位、80万枚のヒットを記録した。02年にLISAがソロ活動に専念するため脱退。03年さまざまなアーティストとコラボしていく"Loves"シリーズという斬新なスタイルで再始動。その第1弾シングル M-FLO Loves Crystal Kay「REEEWIND!」、続くm-flo loves melody. & 山本領平「miss you」、 m-flo Loves BoA「the Love Bug」は軒並みオリコンベスト10を記録。04年には超豪華なアーティスト17組との、夢のコラボレーションを実現した3rdアルバム『ASTROMANTIC』をリリースし、オリコン初登場2位、60万枚を越えるセールスを記録した。

05年4枚目のアルバム『BEAT SPACE NINE』をリリース。加藤ミリヤ、和田アキ子、オリジナルメンバーのLISAなど、年齢・ジャンル等、全てを飛び越えた"Loves"で、計12名のアーティストが参加したこのマンモスアルバムは、オリコン初登場1位を獲得。
05年にはm-flo初の日本武道館でのワンマンライブを、07年には横浜アリーナ公演をかつてないほどのスケールで大成功させる。また"ROCK IN JAPAN FESTIVAL"や "SUMMER SONIC"などのステージにも登場するなど、アンダーグランドからオーバーグラウンドまで、縦横無尽な活動で、日本の音楽シーンに新たな風を吹き込んだ。
08年、41組とのコラボレーションを実現した"Loves"シリーズに終止符を打ち、新たな可能性を求め、プロデュースやリミックス、DJ、また自身のブランドや別ユニットなど個々の活動でも活躍。09年7月にはメジャーデビュー10周年を迎え、個々の活動はもちろん、11月には代々木第一体育館の2DAYSライブを実施するなど、m-floとしての活動にも各方面から注目が集まる。そして2012年3月、前作からおよそ5年ぶりになるオリジナルアルバム『SQUARE ONE』を発表。「Mirrorball Satellite 2012」から13年を経て、ようやく世界がm-floに追いついた。